お た よ り        4月号          2019年4月
 学校の新学年がスタートし、新しいクラスで、新しい友達が出来た人も多いと思います。学校の今のクラスの仲間と、楽しく充実した1年を送って、しっかり成長することを期待しています。当塾では、学力だけでなく、人間的成長も、バックアップして、賢い子供に成長させたいと考えています。
   今の時期は、塾を探している友達が、たくさんいる時期です。紹介、宣伝をよろしくお願いします。

 3月から新学年クラスで指導を始めて、2ヶ月たちました。新しいテキストを使って、新学年の学習内容がかなり進みました。毎回の指導内容をきちんと吸収出来た生徒は、今年度の成績に自信を付けてきているはずです。一層張り切って頑張ることを期待します。前年度まで勉強の成果を出せなかった生徒は、学年が上がって難しい勉強になってたいへんだと多少不安になっているかもしれません。塾では分かりやすく、何度も繰り返しながら進んでいくので、やる気をだして真面目にやれば大丈夫です。しっかり勉強して、その学年で身につけるべき学力をしっかり付けて、自信を持って前進できる人間になりましょう。勉強ができることは、自信をもって生きていくための土台です。 
 
 何度もお話したことがありますが、江東地区は、残念ながら、東京の中でも非常に学力レベルが低い地域です。勉強をしない仲間、学力が低くても気にしない家庭の子供が多いので、そういう仲間と一緒に遊んでいたのでは、学力は向上しません。結果として、低レベルの都立高校か、もっとひどい場合は、高い入学金や学費を払って、できない子を引き受ける底辺私立高校に、単願で行くことになります。
 いつも言っていますように、中学生に必要な家庭での平均勉強時間は、学年プラス1時間が標準です。この半分もやっていない子が多い地域です。本当の学力を付けるには、これだけの時間勉強すれば十分ということではなく、勉強が苦手な子は、もっとやらなければなりません。この地域の学校では、学校で行う試験も易しいので学力不足が目立ちませんが、学力を付ける意欲がなく、教科書もまともに読んでいない生徒が毎年、多数いるようです。手遅れになる前に、勉強に本気で取り組める気持ちになることを期待しています。
 覚えの悪い子、手のろい子(反応が遅く、字を書くのが遅い)ほど勉強時間をかける必要がありますが、そういう子ほど勉強をしないので、どんどん差が付いていくことになります。
 新学年になって急に分からない授業内容になったように感じている生徒は、実は、前学年中に授業内容が分からなくなってきていたことに気づいていなかったのです。学校のテストでそこそこ良い点数が取れていても、実際はきちんと理解できていない場合も多いです。理解度を測るには易しすぎる問題で試験をしていることも多いです。毎回指導をしながら学力をチェックしていますので、しっかり進歩している生徒は、褒められることも多いです。
 お宅のお子さんは、きちんと勉強していますか。教わったことをしっかり頭に定着させていますか。勉強不足が続くと、最終的にはマンツーマン指導(個別指導)で、その子に合わせたゆっくりとした遅いスピードでなければ、やっていけないレベルになります。壁有り個別指導は、その子に合わせますので、できない子はその子に合ったできないペースで指導されるので、本人は楽です。気が付いたときには、仲間と刺激し合いながらしっかり勉強することができる子との競争に勝てなくなっています。高校受験が心配になる中3になって個別指導から移って来る子は、仲間からの刺激を受けないで、目標なくただ個別に通っていた結果、基礎学力が付いていないのが普通です。チェーン店塾の、大学生や時間雇いの先生では、責任ある継続指導は無理なことですので、知識の切り売りの断片的学力しか付かないのは当然です。系統的なしっかりした学力の貯金をしないと、目標の高校に合格できる学力が付きません。勉強のマラソンを毎日しっかり走った人が、栄冠を手にすることができるのです。

*月謝袋の裏面を読んで下さい。祝祭日、5週目は、指導がお休みです。(都合で入れ替える場合は、事前にきちんと、黒板にも書き、口頭でも何度も伝えています。)夏、冬、春休みは、予定表を渡しますが、複雑な変更がない場合は、予定表は出しません。 

*月謝は前月納入が原則です。遅くても、月の第一週(7日まで)には納入下さい。遅れる場合には連絡を下さい。

生徒伝えて都合を聞いて決めたことですので、ご存じと思いますが、
進研テストを  4月30日(火)に行います。全員参加です。
中学生は午前9:00から午後2:30まで、、小学生は午前9:00から午前11:00までです。場所は塾の教室です。費用は中学生が5教科で2000円、小学生は2教科で1650円です。月謝袋で納入して下さい。領収印を押します。
当日、都合が悪いことを連絡してある人、急病や特別の事情がある場合は、後日、受験の機会を用意しますので、その日は、部活動を休んででも、きちんと受けて下さい。
進研テストについて
 当塾では、月謝袋の裏面にありますのでご存知かと思いますが、毎年3回、進研テストという定評ある業者テストを、全員参加で、実施しています。進研テストは、昔は各学校で実施していましたので、東京近郊で育ったお父さん、お母さんは受けていたはずです。学校のレベルの差に関係なく、東京地区での学力レベルを知ることができますので、進学指導には重要な資料となります。
 会場でVモギ、として受けると費用が3800円から4500円程度かかりますが、これまで、原価の2000円(小学生は1650円)しか、ご家庭の負担にしていません。送料、手数料などの諸費用は、当塾の負担でやっているので、これだけ低額の受験料でやれるのです。他の塾ではずっと高額の費用を取られています。
 進研テストの結果は、一人ひとりの学力がはっきりし、努力結果が分かり、努力目標にもなって、学力向上の刺激になっています。また、進学研究会との付き合いを維持できるので、受験情報、高校情報が手に入っています。毎年、高校入試できちんと合格させられる実績があるのは、指導内容の良さ、教え方のうまさだけでなく、確かな資料・情報を手に入れる努力をしているからです。
 学力評価について
 学校の成績評価は、現在は、絶対評価になっています。例えば、定期試験の成績が90点以上は5、80点以上が4、というように学校ごとに決めた基準で評価がでます。(授業態度が悪いと下げられることもあります。)しかし、テストがやさしい内容なら点数は上がり、4や5が取りやすくなります。同じ点数でも、試験内容が違いますので、学校が違うと評価の基準が変わってしまいます。やさしい試験の学校で点数が高くても、学力が高い保証はありません。この辺の学校の5は、千代田区や西の勉強に熱心な地域へ行くと4以下です。進研テストの偏差値が55の生徒は、東京都全体では3か4のぎりぎりですが、江東地区では5になることが多いです。その点では、やさしい中学校の生徒ほど学校では良い成績が取りやすいので、内申点では有利となります。ただし、授業レベルが低いので学力が十分付いていない心配があります。
 昔は、学校の成績は相対評価でした。5と1の生徒が7%、4と2が14%、残りが3でした。40人のクラスですと、5を取れる生徒は2.8人、4が5.6人、できる生徒と言われた4と5を取れるのはクラスで8人ぐらいでした。あとの生徒は3以下ということになります。8人以上自分よりできる生徒がいると、努力しても4や5を取れなかったのです。 今は、努力して点数を取れば、何人でも5や4を取れる絶対評価です。自分よりできる仲間がいても、自分が点数を取れば5や4を取れるのです。それなのに、4や5が取れない生徒は、取ろうという気持ちが弱いか、取れるだけの勉強時間をやっていない努力不足の生徒です。特に、当塾では、学校の教科書に合わせた、内容も学校で点数が取りやすい、良いテキストを使っています。毎回の指導は、ていねいに、分かりやすく、生徒の反応をみながらやっていますので、もっと成績が良くて当然です。絶対的勉強時間が少ないこと、復習というやり直しの作業をしないことが、成績が上がらない原因です。学校が2学期制になって試験の回数が減り、夏休み前に1回しか試験がないことになって、試験がない分、自分が勉強不足であることに気付くのが遅れます。気付いた時には手遅れのひどい状態で、親も本人もあきらめて、「どこか入れてくれる私立高へ行けばいい。」とあきらめるような話になります。英・数・国に1や2があるようでは手遅れで、よほど熱心なご家庭でない限り、こちらでも引き受けられません。出来なすぎる生徒は仲間と一緒にやれないので、個別指導塾へ行くしかありません。
 参考までに、相対評価で進研テストの偏差値を当てはめると、65以上が5、55以上が4、45以上が3です。偏差値が45にいかなければ東京の標準では「2」の学力です。東京都平均が50です。この地域の中学校の多くは、平均が47前後ですので、進研テストで40を取っても、学校では真ん中の成績、「3」になります。偏差値が45を取れない生徒は、部活どころではないはずです。しっかり勉強する雰囲気、環境を作る努力が必要です。
*入塾生紹介のお願い
新入生の募集をしています。この時期、塾を探しているご家庭も多いようです。当塾は、大々的宣伝に費用をかけていない分、月謝を低額にしています。知り合いの方で、しっかりした塾で、きちんと勉強させたいという方がいらっしゃいましたら、是非、紹介して下さい。紹介下さるということは、信頼してくれている証拠ですので、大変うれしく、励みになります。紹介に協力的で信頼関係があるご家庭のお子さんには、その分、一層、成績を伸ばして、良い高校に進学してもらえるようにと思って、指導しています。
 いっしょに勉強する、良い仲間が増えると、クラスの雰囲気が良くなり、負けずに頑張る張り合いも出て、家庭での復習時間も増えて、学力が一層向上する場合が多いです。中学生に5教科をこれだけ丁寧に本気で指導していて、この月謝の塾は他にないと言われています。良心的月謝で経済的負担が少なくてすむということよりも、教え方、指導内容が良いことの方が自慢です。家庭での勉強時間が不足のため、十分な成果が出ない生徒もいますが、素直に指導通りにやった生徒は、大幅に学力が向上しています。紹介で入塾した人が、「紹介してもらってよかった」と思ってくれる、しっかりした、良い指導をしていますので、安心して紹介して下さい。
 派手な宣伝に経費を掛けない分、入塾生を紹介して下さった方に、入塾時にお礼を1万円差し上げています。また、紹介された人が入塾した翌月から、紹介一人につき毎月5000円、紹介してくれた人の月謝を割り引くサービスもしています(紹介された生徒が在塾中です。退塾した場合は割引はなくなります)。当塾の良さを、友達に伝えてくれた努力に対する、心からのお礼です。中3の夏の講習の割引もあります。
それぞれの塾生が、学力を上げて自信をもてるようになって、動く広告塔になってくれるように、しっかり指導し、教育していきますので、成績を上げて、仲間を誘ってください。
 紹介された方が「紹介してもらってよかった」と言ってくれる、しっかりした、良い指導をしていますので、安心して紹介して下さい。多額の費用をかけた派手な宣伝をしていないので、有名ではありませんが、内容の濃い、上質で良心的な指導をしていることを伝えて下さい。高校入試に対応できるレベルで、5教科をしっかり定額で指導している塾は近隣にありません。

 

        お た よ り 11月号       2017年11月
 寒さが、日毎に感じられる今日このごろですが、皆様、ご健勝のことと存じます。 
    寒い風が吹く頃になると、子供の成績が心配になるご家庭が増えてきます。
  成績が悪い場合は、良くするための改善の方策を何か考えましたか?
  子供と本気で、勉強や進学、将来について話し合う時間を作っていますか。
  親子で取り組めば、子供の成績は確実に向上します。これまでと同じでは、改善はしません。良くなるための、新しい一歩を親子で踏み出して下さい。
  勉強の苦手な子は、①聞き取る力、②作業速度、③集中力が悪いです。本当は小学生の時に養っておく大切な能力です。勉強が得意な子は、これらの能力が高いです。当塾の小学生クラスは、昔から、良く聞いて、速さも実力のうち、集中して、と声かけして、3つの能力を充実させる指導をしています。ご家庭で、「今何て言ったの?」と聞いて、言葉をきちんとキャッチ出来ているかチェックしてみて下さい。言語を聞く力、話す力が学業の基盤です。教室での理解力が左右されています。書き取るのが遅い、集中力が続かないことが、成績が悪い大きな原因です。毎日の努力の積み重ねで、改善します。
  やりたいことを好きにやっている結果が今の成績です。やりたいことを減らして、その分勉強時間を作らなければ何も良くなりません。
 
 前学期の期末試験が終わり、成績の調査が終わりましたので、成績、学力を改善する参考となるように、「おたより 11月号」を作りました。以下を読んで、ご家庭で子供さんと話し合う時間を持つことを勧めます。
各学年、学校の成績で、3グループに分かれるようです。Aグループ、Bグループ、Cグループと名前を付けます。
Aグループは、学年でトップ争い、オール5に近い成績を取っている生徒、つまり80点以上ばかりで、90点以上も何科目かある生徒のグループです。
Bグループは、4と5をいくつか取っている生徒、つまり80点以上取れる科目もあるグループです。
Cグループは、80点取れる科目がない、つまり、オール3か、2がいくつかあるグループです。

おたくのお子さんはどのグループになりますか。Cグループの生徒の中には、親に勉強するように言われると、勉強したくないので、「何を勉強したらいいか分からない。」と答える生徒がいるようです。親から「塾で宿題を出してもらいたい」という要望がでます。毎日自主的に当然やらなければならないことは、何度も指導し、確認しているので知っているはずですし、毎日やらなければならないことは各教科ごとに、塾の教室に掲示してあります。ですから、やらなければならないことは、十分分かっているはずです。①英語や国語の教科書の音読、②英語の単語や国語の漢字を書いて覚える作業、③塾でやった問題のやり直し、④理科や社会の教科書を読み、塾のテキストも読む等々、やるのが当たり前のことをやっていますか。英語の教科書をほとんど読まないで平気な生徒に合わせた宿題を出せば、Aグループの生徒にとっては意味のない作業になります。少し難しい宿題を出せば、50点、60点の生徒はやってきません。まずは、上に書いた、最低限度の努力を自主的にやっているかを、家庭でチェックして下さい。

Aグループの生徒は、日頃から、こちらが指示した通り,きちんと家庭学習をしている生徒で、学力をしっかり伸ばしている生徒達です。試験範囲の教科書をしっかり読み、学校のワークや塾のテキストを毎日自主的にやっていて、試験直前にならないうちに試験範囲をやり終わっています。試験直前には見直しをするだけで大丈夫な段階まで完成させています。日常の努力があるから、90点以上、失敗しても80点は取れるわけです。都立の上位校や大学付属高校に合格できる学力が付いています。今のペースでしっかりやり続ければ、目標を達成できるはずです。受験指導では、早く問題が出来た分、プラス問題をやらせて、一層の学力アップを図っています。
Bグループの生徒の大半は、中2の頃は、学年プラス1時間の学習時間をキープしていないので、5科目合計で400点近辺でうろうろしています。中3の受験指導で徐々に成績を伸ばし、中3の秋からの追い込みで、そこそこの都立高校に合格しています。もう少しやる気になってしっかりやれば、浮上できる生徒達です。この生徒達がもう少しやる気を出してくれれば、レベルアップができて、教える張り合いが高まるのですが、さっぱり塾の復習もやっていないようで、残念です。定期試験の範囲表をもらうと、あわてて本気モードになって準備を始めますが、こちらが頑張って教え直しをして、やっと今の成績を取っている具合です。しっかり頭に定着させるだけの十分な時間がありませんので、付け焼き刃で今の点数を取っている成績です。試験が終わると、またたるんでしまいます。試験前の必死さ、本気を忘れずに、やる気を低下させないで毎日の勉強期間がきちんと維持できれば、Aグループ入りまで伸びる可能性があります。ムラのない真面目な努力をする心を養うことが重要で、一生のレベルが左右されますので、家庭でも期待し、励まし、監督して下さい。放置しないで、厳しく、暖かく、しっかり目を向けて上げて下さい。

Cグループの生徒は色々ですが、塾では一番手がかかる生徒達です。そのままにすれば、都立高校に合格出来ない生徒も出るレベルです。毎年、苦労して面倒を見て、何とか合格させていますが、やっとやっとの合格の場合もあります。教科書をほとんど読まないで毎回試験を受けている最悪の生徒もいます。部活などをやり過ぎて疲れてしまい、眠くなって集中力がなくなったり、やる気が出なかったり、机に向かっても何も頭に入らなかったり、悲惨な状況になる生徒もいます。勉強が苦手で覚えるのに時間が必要なのに、勉強時間が足りないために頭に入らないままで試験を受けてひどい点数の生徒もいます。スマホでメールをしたり、ゲームをしたり、インターネットで遊んだりすることに時間を使って学習時間が足りない生徒もいます。家庭環境に問題があったりして、家庭の学業についての関心や期待が低かったり、遊びに誘われたり種々の理由で試験準備が大幅に不足したまま試験を受けているので悪い点数の生徒もいます。塾では、定期試験の準備指導をしっかりやっています。しかし、日頃の指導したことが復習不足で垂れ流しになっているため、直前の教え直しで点数を取らせようと教える側が頑張っても、すぐには頭に入らなくて点数に結びつかない状況です。それでも、塾での直前の教え直しと、日頃の指導が頭に少しで残っていることで今の点数が取れたので、塾にきていなければ、どの程度の成績か想像してみて下さい。塾で同じ指導を受けて、90点以上が並ぶ生徒がいるのに、みっともない点数ばかりだと教えている立場として悲しいです。やれるのにやらない生徒はどういうつもりなのでしょう。教科の指導ばかりではなく、少しでもやる気になってくれるように、先輩のケースや、将来の就職や、生活のレベル差が付く話や、色々と工夫をして、やる気を目覚めさせようと努力をしているのですが、反応が悪いです。話を聞いたときは、少し真剣な目をするのですが、あとは、けろっとして、何事も人ごとのような反応です。いくら上手に教えても、しっかりした気持ちがなければ学力は定着しません。家庭での勉強時間、練習時間を少しでも増やすことで、改善できることですので、ご家庭でやらせて下さい。 勉強時間を増やす以外に方法がありません。普通の生徒であれば、勉強時間の不足を改善すれば、必ず成績が伸びます。

指導法、指導内容、熱意は近隣の塾よりずっと良いと自信と自負を持って教えていますし、実績もあります。出来るようにならない理由が、塾の指導にあると思っている場合には、他の塾にいって多額の費用をかけてやってみるのもいいかもしれません。これだけしっかり指導してくれる塾を探すことは難しいと思います。個別指導塾で必要な科目を全部受けるとどのくらい費用がかかるでしょうか。お金をだしても、やる気がない子供がしっかり真面目に勉強するようになるでしょうか。日常的に、家庭での勉強内容、時間をする気にする環境、雰囲気が重要です。ご家庭と協力して、子供達の学力向上、健全な成長を実現したいと思っています。

 試験の直前の数日間だけ頑張って、何とか点数を取っても、本当の学力にはなりません。試験が終わると頭からすっかり抜けてしまっては、学力の積み重ねにはなりません。日頃からしっかり勉強し、理解するために頭を使うことで頭が良くなるのです。一生使う頭を良くできる年齢は限られています。勉強をきちんとやることで、学力が付き、頭も良くなることが重要で、当塾は、それを実現する指導をしています。頭がよくなった結果、高校でも好成績をとって、良い人生を歩んでいる卒業生が多数います。毎回、しっかり頭を使うように指導しています。
    学年+1時間=標準学習時間 毎日実行していますか?実行させて下さい。
 くどいようですが、大多数の生徒は毎日の勉強時間が少なすぎて、学習した内容が頭に定着しないままになって、忘れてしまっています。簡単に言えば、「垂れ流し」状態になって、安定した学力が付かない生徒が多数いるということです。塾では、しっかり、きちんと指導していますので、その時は分かるようになり、できるようになった気分で帰りますが、家庭にもどってから頭に定着させる復習をしないので、頭から消えてしまうことが多いわけです。学力が伸びていない生徒がいることは、教えている立場からすると、教え方が十分でないように思われて、非常に残念です。
 学校の雰囲気や、周りの友達も、教育環境、学習環境としては良いレベルではありません。学力や学業に対する関心が薄い家庭も多いようです。そのため成績への期待や関心がなく、本人はすぐにあきらめてしまうため、学力の伸びが少ないのです。もちろん、塾で一度きちんと教えたことは、思い出せる部分もありますので、試験前準備として塾で復習をさせることで、なんとか良い成績になっている生徒もかなりいます。塾の指導方針として、きちんと試験準備をさせているので、真剣に準備をやった子は好成績になっています。教科書も読まず、準備をしないで平気でいる生徒は、また悪い成績です。家庭で、成績や学力、進路を話題にして、家庭学習の時間を十分作るようにする習慣を付けることが必要です。
 黙っていればさっぱり勉強しない子供たちに、のどが痛くなるほどうるさく言って、準備をさせて、やっと今の成績です。塾で厳しく言ってやらせなければ、もっと悪い成績のはずです。学年が上がるほど学習内容は難しくなるので、難しくなった分努力を増やさなければ、点数が下がります。塾に来ているだけで、努力しないで、自然に点数が上がるわけではありません。成績が大幅に上がる子は、塾での指導を生かす努力をしています。不勉強な生徒でも、やらない割に点数を取っているのは、毎回の指導の積み重ねが基礎学力を固めているからです。小学生の時から通塾して勉強する習慣を付けさせ、中学生になっても部活中心にならず、勉強の習慣を守ってきた子は、安定した学力が付いています。当塾が、毎年きちんと高校受験で成功しているのは、勉強をやれば、できるようになれるという経験をさせて、やる気を出させ、自信を付けさせて、できる子、優秀な子に育てているからです。熱意を持って、エネルギーをかけて、しっかり指導をしている塾に来ているのに、学習努力をしない生徒は、優秀になるチャンスを無駄にしているのです。当塾の指導を素直に生かせば、どの子も、もっと高学力を身につけられます。
 中3になってあわて、塾をかえれば、駄目な子供も勉強するようになると信じて塾を移ったり、個別指導でお金をかければ良くなると思ったり、自分で教えて何とかなると考えたりする親も出ましたが、プロがしっかり教えてきたのに勉強しなかった子供が、急に出来るようになるでしょうか。中3になる前に、子供が真面目に努力しているかを心配して、家庭でやるべきことをしっかりやらせれば、中3になってジタバタ騒ぐことにならなかったはずです。中3になって高校受験が目前になる前に、中1、中2の時から、もっと子供の学業に関心を持って下さい。
 本当に子供のことが心配なら、子供と会話する時間を増やして、親が心配し、期待していることを知らせて下さい。子供の心が動くことが必要です。
 
経済環境が厳しくなる中で、就職での選別も厳しくなっています。きちんとした学力をつける努力ができる人間か否かが、会社に入ってから仕事をしっかりやれる人間か否かの、選別の基準にされます。その意味でも、学力は良い就職先につながり、一生を左右します。試験前に「ちょっと勉強すれば間に合う」という甘い考えでは成績が下がりますし、頭も良くなりません。毎日の規則正しい学習習慣を付けて実力アップを図りましょう。バックアップをします。
     
*小学生 10歳ぐらいから、能力が大幅に伸びる時期に入ります。こちらでは、その子の将来の能力の伸びを支える理解力、思考力を養えるように、理解して、それを頭に残す能力を重視して指導しています。内容が分からないまま、時間をかけてただ覚え込むだけでは、頭は良くなりません。暗記力は能力の一部に過ぎず、理解力、思考力が高い子が優秀だと言えます。日頃から「勉強は一生使う自分の頭を良くするための訓練」「頭を良くする勉強の仕方をしなさい」と教えています。「できのよい子」「優秀な子」を育てるには小学校高学年から「しっかりした考え方」「きちんと頭に残す習慣」を身に付けさせる教育が必要なことは明らかです。小学生は、100点が取れて当たり前。80点は、分かっていないところ、出来ないことがかなりある子の点数です。積み残しを作らないように注意が必要です。
  どの生徒も順調に学力を伸ばしています。国語の教科書の音読をしっかりやって、アナウンサーのように上手に読めるようになりましょう。教えているのは算数と国語ですが、授業中の集中力、聞く力が向上していきますので、他の科目の成績も上がってきているはずです。学習能力全体をレベルアップできるのが、当塾と、その場だけ教える雇われの先生ばかりのチェーン店塾との大きな違いです。

 中1比例、反比例をやっていますが、関数の基礎となる単元で、中2の「1次関数」中3の「2次関数」につながります。しっかりやっておく必要がある単元です。方程式の文章題が苦手な人は、冬期講習で復習をさせていきます。英語は教科書の音読を真面目にやって、文章を見ないで言えるまでしっかり繰り返してください。単語の書けない場合は、書けるようになるまで練習させてください。教科書が読めない生徒、単語が書けない子は絶対によい成績は取れません。社会や理科の点数が悪い生徒は教科書さえ、読んでいません。毎日の努力の積み重ねが成績が上がる条件です。  
中2の生徒は、そろそろ、来年の今頃の状況を想像して自覚を持ってほしい時期です。秋から学習内容がかなりむずかしくなっており、勉強をきちんとする子と、しない子の差が広がっていきます。勉強時間が少なすぎるために、頭に残ることが少ない子が重症患者です。自分で生き残ろうという意欲を持たなければ、生き残りゲームである勉強の世界では落ちこぼれになってしまいます。本人の意欲、親の関心とバックアップがなければ高校入試までのマラソンを走りきることは出来ません。なんとなく塾に通っていれば自然に出来るようになるという考えは間違いです。出来るようになるためには、教わったことを忘れない最低限度の努力と自覚が必要です。最低限度の努力もしないで出来るようにならないと嘆いてもはじまりません。親も子供の勉強時間を増やす工夫をして下さい。勉強が苦手だったタレントがセリフを覚えて役をこなしていますが、覚える苦労の積み重ねで、セリフを覚えられる頭が出来てくるのではないですか。トレーニングで頭に残せるようになっていくのです。あきらめずに、頭に残す作業を続けましょう。だんだん、覚えやすい頭に成長できます。タレントになったつもりで、頑張りましょう。
 数学では、連立方程式、関数、図形の証明、英語では不定詞、動名詞、理科の電流、天気のところは高校入試の必出部分です。学校で終わった学習内容がよく分からなくなってしまっている生徒は、まず、教科書を読み直し、それから、こちらでやった問題をもう一度やってみてください。それでも思い出せず、分からなかったら、遠慮しないで「先生、もう一度教え直しをしてください。」と言ってください。ただし、小学生や中1の生徒でしたら、忘れてしまったり、分からなくなってしまったりしたときは、すぐに教え直しをします。しかし、中2の生徒は「忘れたら聞けばいい」という甘えた気持ちでは、能力を伸ばせなくなります。良い教材を持たせていますので、まず、自分で思い出す復習という作業が必要です。一度やった問題をやり直すことは、大切なことです。

中3 ラストスパートの時期になりました。11月の定期試験で内申点が決まります。今になって勉強不足を後悔するよりも、試験で1題でも多く正解できるよう、ファイトを出して準備をしましょう。真剣にやればまだ間に合います。80点取れれば4になります。追い込みの努力で結果が変わる生徒もいます。

  < 高校進学の推薦入試について>
 日頃の学校での成績、つまり、授業態度や中間、期末テストの成績、によって中学校が高校に推薦して、1月に作文や面接試問をやって合格者を決める「推薦入試」があります。「推薦入試」を受験できるように、中学から推薦をしてもらうには、学校での学内成績や授業への取り組みや、欠席日数が「推薦してもらいたい高校」の注文する基準以上であることが必要です。しかし、「推薦入試」は推薦されれば全員合格するわけではなく、推薦入試受験者の中から、決められた人数だけ合格者を決めるので、推薦受験者が多ければ不合格者がでるわけです。推薦されたら合格が決まるのではないことを注意しましょう。
 私立高校の「推薦入試」の話をしましたが、大学に合格者をたくさん出すような人気の高い上位高では推薦合格はほんの少しです。推薦合格者が多い高校は、生徒集めが心配な、やさしい高校が大部分です。推薦にたよるのではなく、学力で一般の2月の入試に挑戦できるように、学力を伸ばす努力をしましょう。


入塾生の紹介をお願いします。
 頑張って勉強する仲間が多いほうが、クラスの気分が盛り上がって、張り切ってやる気になって頑張る生徒が増えます。以前は各学年15人以上生徒がいましたが、その時代の方が各学校での成績の上位者が多数いました。
仲間が多いと遊んでしまうのではないか、と心配するお母さんがいますが、当塾は、生徒が多くても、一人ひとりに目の届く指導ができる実績を持っています。同じ学校の仲間が多いと、学校の授業の情報がたくさん入るので、試験準備の時に有利になります。自分が聞き漏らしたことを補うチャンスが増えるからです。また、一人でマラソンをするより、大勢で走る方が楽しく、励まし合えて、記録が伸びることが多いのと同じ、仲間からの刺激は重要です。勉強のマラソンを、支え合いながら走る、パートナーをもう少し増やしたいと思います。こちらの教えるレベルがいくら良くても、生徒一人ひとりの努力する気分が盛り上がらないと、学力が伸びません。やる気のある仲間を増やしてクラス全員がもっとしっかり努力し、競い合って勉強する仲間が増えて、一人ひとりの学力がもっと伸びてくれるように、入塾紹介のお礼を大幅に増やしています。入塾時のお礼は、入塾者一人について1万円ですが、紹介された人が入塾した翌月から毎月、月謝を5000円割引にしています。
毎月、月謝が5000円が安くなることは大きいと思います。中学1,2年生は通常月謝が5教科指導で18000円ですから、一人紹介することで、13000円になるわけです。紹介してくださるということは、当塾の良さを分かってくれたということですので、うれしく、励みになります。紹介されて入塾した子のご家庭の方に「紹介してもらってよかった」と思ってもらえる、しっかりした、良い指導をしていますので、安心して紹介してして下さい。

 当塾の特徴を次にまとめておきますので、当塾の良さを生かせる勉強を、子供さんにさせて下さい。勉強ができるようになり、自信をもった人生を歩む土台を作ることは、生徒本人のためは当然ですが、ご両親、ご家族の期待でもあり、私たちも望むことです。みんなで努力すれば、手に入ることです。

    塾 の 特 徴   紹介して下さる時に伝えていただきたいこと。
都立高校入試に合わせ<中学生・全学年・5教科・定額指導>
都立高校入試は5教科です。数学だけとか、英語と数学だけ塾に行っていても、学校の定期試験よりずっとむずかしい都立入試の5教科の問題が解ける実力にはなりません。
だから、塾で5教科指導が必要なのです。
高校入試の内申点が2倍になる専科4教科も定期試験の直前に指導をしているので9教科全科を指導する期間もあります。他の塾ではやってくれません。担当して教えられる先生がいないのです。

 35年以上5教科指導しっかりやって、まじめにやった先輩たちを、本人や親が思っていた高校よりレベルの高い高校に合格させてきました。努力不足だった先輩も、自分の予想より良い高校に合格出来ました。一人ひとりを、しっかり、教えるので、学力が付くのです。

なぜ、1教科、2教科の塾と同じ費用で5教科教えられるのか。
①全科目を教えられるので、先生を雇って給料を払う分、費用を安く出来る。
②先生の家が教室なので、教室を借りる費用がない分、月謝を低くできる。
③高いお金のかかる新聞ちらしの宣伝をしない分月謝を安くできる。宣伝を入れない分、知られにくく、有名にならないので、生徒一人一人が出来るようになって、広告塔になり、仲間を紹介できるようになってくれることが、一番うれしいです。塾の良さが知られていないので、宣伝してください。宣伝費用にかけるお金で、割引とお礼をしています。
                            連絡事項
 この冬も暖房費と致しまして、生徒一人、ひと冬分として、2000円ずつ負担していただくことになりました。領収印を押しますので、月謝袋で納入して下さい。月謝袋を紛失する子がいますが、納入の領収書ですので、大切にする習慣を付けてください。

11月25日(土)午前9:00から進研テストを行います。費用を納入下さい。
中学生は5科目で2000円、小学生は1650円です。
月謝袋で納入して下さい。領収印を押します。
当日都合の悪い人は、別の日に個別に受験させます。早めに連絡して下さい。

会場でテストを受けると普通中学生は3800円から4200円程かかります。ご家庭の負担を少なくする配慮をしています。この地域の学力水準は試験結果の平均偏差値からみて、かなり低いです。学校の試験の点数が良くても、定期テストという限られた範囲の、単純な試験問題ですので、本当の実力があると言えるのか心配です。進研テストの結果は全国的な学力の評価となりますので、自分の実力が分かり、向上への刺激になります。進研テストを機会に家庭学習の時間を増やすことができれば、学習効果が一層高まります。

中学生は12月末から1月始めに冬期講習があります。日時の決定は生徒達と相談して決めますが、夏休みほど都合に合わせる日程調整は難しいと思います。高校受験が迫っている中3優先で、指導日を決めていく予定です。
                               
中学生クラス  5科全部含んだ、良心的な月謝で、学力向上をサポート
私立高校推薦内申点アップ 都立高校入試5科対策       他の4教科も試験前に指導しています
高額宣伝費、科目ごとの多数の講師、塾講師ボーナス、教室借り代の施設費、等を
生徒の月謝に加算しない分、月謝を低額にしてご家庭の負担を少なくできるのです。
                                                                                          
        委細TEL 3647-8371

 派手で高額な新聞折り込み宣伝をしないので有名でないのは当然ですが、地元で定評のある個人塾です。

         おたより               2017年 9月
  朝夕めっきり涼しさを感じるようになりました。
 
 さて、最近、塾の月謝の納入が乱れてしまっている生徒が何人かいます。月謝袋の裏面にあるように、月謝は前月納入が原則です。遅くても当月の第一週、つまり7日までに納入するように子供達には話しています。8月の指導日が始まって、8月分の指導を受けたのに、月謝を納入しないままで、8月9日になって急に退塾した深川4中の中3男子がいます。退塾の場合は前月中に連絡をするのが当然の常識です。その月の指導が始まってから、月謝を納入しないままで、月の途中で退塾する非常識はしないでください。父親が払う必要がないと言っていて、納入をする気がないのを、無理矢理払わせることはできません。月謝は、飲み屋のツケのように取り立てにいくようなことはできません。弱みにつけ込まれて、泣き寝入りになります。世話になっていた先生に対して、大変失礼な態度で、心外です。食い逃げ、踏み倒しのような悪質なことは、子供の教育の世界では、やらないでいただきたいものです。子供に不幸な結果が出たとき後悔する材料になってしまいます。
月謝等の納入が事情で遅れる場合は連絡を下さい。メモでもかまいません。
こちらでは、納入の記録をしっかり付けていますが、ご家庭の納入の記憶があいまいになり、お金のトラブルで子供の勉強に影響が出ることは避けたいことです。決まった期日内に納入して、納入の証拠である領収印を毎回確認してください。領収印がない月は、まだ、未納ということです。月謝袋は納入の確認に必要ですので紛失しないように管理してください。

 子供たちの学校生活では、間もなく前期が終わり、後期になります。
中学生は全員、学期末テストが終わり、答案が返されたら、 返された答案と問題を持たせて下さい。その生徒の学力や、試験準備の真面目さ、意欲など、今後、一人一人の生徒を指導するときの資料になります。医者が診察して手当をするのと同じで、症状がひどい生徒ほど、その症状に合わせて治療法を選び、良い薬、つまり良いアドバイスします。
 
 夏休みが終わった時点で、ほぼ全員の生徒が、夏休み中、日常的に必要とされる家庭学習をしっかりやっていないと言わざるを得ない状況です。前期末試験の準備を始めていますが、準備が間に合うか心配な生徒が何人もいます。試験の出題範囲に合わせて、きちんと学習内容を頭に入っていないと、良い点数は取れません。試験前に指導日を入れ替えたりして準備をやらせますが、家庭学習で、学習内容を頭に定着させなければ、指導したときには出来るようになっていた問題も、すっかりできなくなっていて、準備が間に合わない結果になってしまいます。部活優先の日常生活が原因になっている生徒もいます。「どんな高校でも高校生にさえなってくれればいい」という希望でしたら、学力がなくても、単願で高校生になれる時代です。希望が低い場合は、学校の授業の落ちこぼれにならなければいいですので、塾に通っていればなんとかなるはずです。そのような生徒には、あまり厳しく勉強するように言わないようにします。
 「塾に通っていれば、自然に学力が上がるという魔法はありません。」どんなに教え方が良く、熱心に指導しても、本人が頭に定着させる作業をしなければ、分かったこと、できるようになったことが、頭から消えてしまいます。どのくらいの作業で頭に残せるかは個人差があります。小さい頃から脳に良い刺激を受けて育った子、小学生の時からしっかり真面目に勉強してほとんど100点ばかり取っていた子と、そうでなかった子とは大きな差があります。しかしながら、この地域の定期テストの問題は、やる気があって、きちんと準備をすれば高得点が取れるレベルです。これまでも、勉強優先で真面目にやった生徒は、90点平均以上、5教科合計で450点以上を取って学年でトップ争いをしてきました。それが十分可能なきちんとした指導をしていますし、良い教材を揃えています。ほとんどの生徒が、「毎日、学年プラス1時間」という、標準的家庭学習をやっていない状況は残念です。
 生徒には、「数学と英語が70点以上取れない生徒は、部活を週3日までにしなさい。」と毎年中1、中2の生徒には言っています。中3は、当然、部活は卒業して、部活の時間の分家庭での勉強時間が増えているはずです。どう思いますか。学習内容が難しくなる秋ですので、勉強時間不足では一層頭に残せなくなり、学力不足になってしまいます。塾の指導は十分わかるように生徒一人一人の顔を見ながら丁寧に教えていますので、ほとんどの生徒はその時は理解して帰宅します。家に帰って復習の作業をしないので、頭に定着しなまま消えてしまうことが多いのです。垂れ流し状態で学力が伸びないことが、塾の指導レベルが悪いような誤解になるので残念なことです。
 生徒がしっかり勉強しない原因には、ご家庭の期待も大きく影響しています。また、地域的問題もあります。長くこの地域の教育環境の特徴を調べてきましたが、西の地域に比べて学歴、学力についての両親の期待が低く、学校も必要以上に部活動を優先させようとする教員が多い、という特徴があります。西の地域では、塾のある日には部活動に出ない、あるいは早退することは当然とされます。学力が、より良い学歴につながり、よりよい職業に就き、将来、ゆとりのある生活を期待できると考える親たちが、西の地域はずっと多いからです。当塾では、昔から、縁あって私たちの塾の生徒になった子供たちが、幸せな人生を送ることができるようにと、5教科指導だけではなく、しっかりした人間に成長するよう、しゃべり方や人との接し方、常識やコミュニケーションの取り方など、5教科の指導だけでない、教育をしてきています。実技4教科も内申点を上げるために短時間でポイントアップの指導することもあります。本来は、優秀ならば全教科ができるようになれるはずです。1教科、2教科の点数が良くても優秀とはいえません。大学生の就職では、一流企業ほど、優秀な人材を採用したいと、面接などで工夫をして入社試験をやっています。売り、つまり魅力がある人間は、どの企業でも入社させようとします。人事担当者と話題になるのは、「自分に自信がある人間と、そうでない人間の区別は、面接で話すとすぐわかる。重視するのは、点数の学力以上に、人間的魅力、可能性だ。」というようなことです。中学生にとっては、まず、学力を付けるという仕事がしっかりできるかどうかということが、自信のある人間に成長する出発点になります。勉強をしないで部活優先で成績が悪くてもいいのは、スポーツ、芸能の才能が有って、それで一生生きていけるごく少数の人だけです。昔、野球の松坂大輔君が塾生にいましたが、野球の練習をして泥だらけのユニホームで塾に来ていました。練習で疲れていても集中力を切らさず、しっかり勉強していました。疲れていても眠そうにしないで頑張っていたのは立派でした。最近の生徒は、眠くなってボーとして、説明を聞いていないだらしない生徒が多いです。しかりした人間に成長するには、気持ち、心を養うことが重要です。
 
 子供さんの成績、学校での生活、塾での学習、家庭での日常生活、等にどの程度関心を持ち、目を向けていますか。ほったらかしではよい子は育ちません。かわいそうです。
最低限度、学校でとっている成績は把握しておいて下さい。中学生の場合は、成績の具合から、その子の日常生活をかなりの程度まで知ることができます。

 毎年それぞれの生徒の成績の変化をみると、1年生のときは学校の成績と進研テストの差がそれほど大きくありませんが、学校の授業レベルが低いこと、勉強時間の不足が貯蓄されて、学年が上がるほど進研テストの点数が取れなくなる傾向があります。学力は、塾でどのように厳しく言って、しっかり指導しても、塾だけでは補いきれない問題です。
 学校の点数は、試験前に上手に教え直しをして、出されそうな問題のやり直しをさせれば、即戦力がある生徒は大幅に点数が上がりますが、本当の実力とは言えません。中3の高校受験対策の指導の良さで、毎年、期待した以上の高校に合格させていますが、このままでは心配な生徒が何人もいることは確かです。ライバルとなる、しっかり真面目に勉強する生徒が入塾して、今の生徒たちが、新入生には負けられないと奮起してくれると、良い結果が出せる可能性が上がると思っています。より良い競争相手がいる方が、成績は伸びるのです。入塾紹介をお願いします。
 
 中学生は、学年末試験が終わって、成績が返されたら、次の用紙を記入しながら、お子さんと、これまでの状況を反省し、これからの方針を話し合ってください。そのあと、ご家庭の教育方針、塾への要望、希望等を記入して、提出して下さい。